アフリカ美術の影響はピカソやブラックだけではなく、マチス、モディリアーニ、クレー、レジェ、ブランクーシ、ジャコメッティーやヘンリー・ムーアなど20世紀初頭にパリで活動していたすべての芸術家に及んでいます。 リアリズムに頼らないアフリカの造形は、思いもよらないデフォルメ、フォルム、表現力、質感など、理屈ではなく観る者の心に直接、訴えかけてくる力があります。 それは、数百年の間に淘汰された、民族の根源的な形、表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。 その中には、どのようなものがアイデアの元になったかを読み解くのが...
「リラックマ」や「うさぎのモフィ」でおなじみ、コンドウアキの展覧会。 初の個展となる、作家生活20周年を記念する本展では、デビュー作『木からおりたミカン』(みかんぼうや)から最新絵本『ゆめぎんこう』まで、コンドウアキ作品を幅広く、網羅的にご紹介します。 コンドウアキ 1997年文具会社デザイン室入社。 「みかんぼうや」「リラックマ」などのキャラクター原案、商品デザインなどを担当。 2003年退社後は、フリーでキャラクターデザインや絵本制作などを行う。 主な作品に「うさぎのモフィ」「ニャーおっさん」「おふとんさん」「ウーとワー」など。 ...