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ほくとの山歩き

赤岳

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清里から新教寺尾根を登り、頂上小屋に1泊。
県境尾根を下る。アルペンコース(1泊2日)

多くのピークを持つ八ヶ岳にあって、空高く鋭鋒を突き上げる赤岳の姿は、盟主にふさわしく勇壮である。近年、長野県側からの登山者が圧倒的に多いが、山梨県側から直接山頂に達する長大な真教寺尾根を登り県界尾根を下れば、ひと味違った充実感あふれる山行が楽しめる。ルートは険しく上級者向けだが、北杜市高根町清里の美し森を起点とする1泊2日の周遊コースを紹介する。

 

地図

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<1日目> 美し森駐車場‐(40分)-羽衣池‐(1時間)‐賽の河原‐(1時間20分)- 牛首山‐(1時間50分)-垂直に近い岩場‐(50分)-竜頭峰‐(20分)-赤岳

<2日目> 頂上小屋‐(1時間)-10‐6の指導標‐(50分)-大天狗(50分)-小天狗‐(45分)-大門沢沿いの林道‐(1時間15分)-美し森駐車場

 

コース案内

【1日目】
 JR小海線清里駅から3km弱の美し森駐車場に車を置く。枕木の階段を登り美し森山。初夏なら燃え立つようなレンゲツツジの原を抜け、樹林に入る。あずまやの立つ羽衣池を過ぎ、カラマツ林を抜け出た防火帯を少し登って、指導標で右手の樹林に入る。しばらく登ればスキー場の最上部、1900m地点だ。

 すぐに左手が崩落している賽の河原。眼下に八ヶ岳牧場を見て、カラマツ林のササ原から、シラベ、コメツガの岩尾根を登ると2280.1mの三角点峰に着く。地元高根山岳会の10-5の指導標と牛首山の標識。さらに、15分ほどで扇山。赤岳や天狗尾根の岩峰をかいま見ながら、緩やかな尾根道を進む。

 次第に傾斜は増し、ダケカンバの林を見ながらの険しい岩道歩きとなる。森林限界に達して間もなく、大きなガレ場の上に15mほどの垂直に近い鎖場が現れる。鎖を補助に足を固めて慎重に登る。続いてスラブ(一枚岩)状の鎖場。さらにチシマギキョウが咲く、岩の折り重なる長い鎖場をこなして10-9の指導標。天狗尾根の向こうに権現岳を見る。20mを越える鎖場を2本登り、ようやく主稜線の竜頭峰南基部に出て、10-10の指導標。イワベンケイやチョウノスケソウが風に揺られてかれんに咲き、心和みほっとする。

 岩礫の主稜線を右(北)に進み、竜頭峰の諏訪側を巻いて鎖場をやや下る。左から阿弥陀岳、文三郎道方面からのルートを合わせる。断続する鎖場や鉄ハシゴの先が一等三角点の置かれた、展望素晴らしい待望の山上だ。稜線をわずかに進めば頂上小屋。

【2日目】
 県境尾根は、小屋の北側を東に下る。10-10の指導標が起点だ。合わせて100mにもなる数本の鎖が付いたハイマツ帯の岩稜を下り10‐9の指導標。鎖とハシゴが並行して付いた緩い傾斜の岩稜の先で、約20mの鎖場を下りる。左に展望荘からのトラバース道を合わせる。やせた岩稜を下り左に折れて、杣添の谷へ落ち込んでいるザレた岩溝の急斜面を、20mほどの鎖2本を補助に下る。雪の残っている時期は危険なポイントだ。岩溝の途中から右にトラバースして、岩穴の前に10-7の指導標。すぐに1枚岩のがけとなり、25mほどの落差をハシゴと鎖で下りる。鉄製の桟道でがけ前を巻いて、10‐6の指導標。県境尾根の核心部が終わる。

 ダケカンバの大木群に目を見張り、岩ゴツのやせ尾根を下って大天狗。シラベ、コメツガが細く密生した尾根道を緩やかに下り天狗。すぐに野辺山へのルートを左に分け、右に支尾根を急降下して大門沢沿いの林道に出る。ゲートを過ぎ舗装路を下って美し森駐車場となる。

 


 

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