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2016年12月25日

【真田丸特集・其の壱】武田勝頼築城、新府城跡

先週の日曜、12/18に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「真田丸
一年間毎週楽しみにしていたドラマが終わってしまったロスに苛まれている方が多いことがニュースになるほど、大変話題となった作品でした。
真田の里・上田がとてもフィーチャーされた2016年でしたが、ここ山梨でも韮崎市・北杜市でドラマ序盤、第1・2回の撮影が行われました!
その思い出を振り返るべく、最終回明けて翌日にロケ地かつ劇中の舞台にもなった新府城跡へ行って参りました。

 

新府城跡にはためく真田丸ロケ地ののぼり旗。
今年はこちらに非常に大勢の真田丸ファン・歴史ファンの方がお越しになったと、韮崎市観光協会の方にお聞きしました。

 

新府城跡の一番高いところにある本丸跡の碑には、普請奉行として真田安房守昌幸の名が書かれています。真田丸ご視聴の方にはおなじみ、主役の真田信繁(幸村)のお父上です。
甲州武田氏最後の当主・武田勝頼は、奇しくも今と同じ季節の天正9年(1581)12月24日頃に新たな武田の本拠として新府城に移りました。
新府城は武田流築城術の集大成ともいわれる名城で、広大な甲斐国の新しい中心地となるべく築かれるも、わずが3ヶ月足らずで築城した武田勝頼自身によって火をかけられた悲運の名城です。

 

本丸跡の北側からの八ヶ岳の眺めです。
こちらは真田丸第1回「船出」で、真田源三郎・源次郎・矢沢三十郎が岩殿城へ向かう武田勝頼一行を見送り、二度と見ることはないだろうと目に焼き付けた城下町の風景です。
この眺望ポイントのすぐ脇に武田勝頼の霊を慰める石祠「武田勝頼公霊社」があるのですが、撮影の際には勝頼公役の平岳大さんもこちらにお参りされていたとか。

 

さて新府城には後年大阪冬の陣で真田信繁(幸村)が築いた真田丸の発想の元になったのでは…と言われる、武田流築城術のひとつ丸馬出(まるうまだし)があります。
この写真はその丸馬出とお城をつなぐ枡形虎口(ますがたこぐち)の間の土塁です。こちらが大手門につながる城の出入り口だったとか。現在の新府城見学コースだと、城内からここを通って丸馬出に出ることになります。

 

新府城南側に作られた丸馬出からは、晴れていれば富士山がよく見えます。
ここから下をのぞくと三日月の形をした土塁(三日月堀)も確認できるのですが、近年、武田信玄の住んでいた甲府の躑躅ヶ崎館(武田氏館跡)でも三日月堀が発掘調査で確認されていて、丸馬出と三日月堀が武田流築城術の大きな特徴だったことがうかがえます。

>> 詳しくはこちら「真田丸にヒントを与えた武田流築城術」(富士の国やまなし観光ネット)

 

今年の夏に開催された第38回八ヶ岳ホースショーinこぶちさわでは、真田信尹公の菩提寺・龍岸寺が北杜市にあること、小淵沢の馬が真田丸に出演していることなどがご縁で真田信尹役の栗原英雄さん矢沢三十郎役の迫田孝也さんのおふたりにトークショーにご出演いただいたのですが、その当日、ご登場前の時間に新府城をご見学いただきました。
7月末の非常に暑い中、しかもトークショーの前に山登りさせてしまって大変恐縮でしたが、おふたりともご熱心に丸馬出や三日月堀など新府城の機能や築城の狙いの解説をお聞きになっていらっしゃっていて、その役者魂にとても感銘を受けました。

 

さて新府城は山城なので、冬ともなるとこんな様子。葉っぱがすっかり落ちて、明るい道です。これくらい木々がすっきりしていた方がお城の作りをしっかり感じることができるかもしれません。
※足元はスニーカーなど、滑りにくい靴でのお越しをオススメいたします!

 

こちらは新府城跡本丸にある藤武神社へと直登する階段です。ご覧の通りかなり急ですが、こちらも真田丸第1回「船出」のロケ地です!
武田勝頼・真田昌幸・穴山梅雪の三人が石段を上って仏堂へ参拝するシーンなので、30日放送の総集編やDVDなどでぜひ見返してみてください。

>> 新府城跡での真田丸ロケについて、詳しくはこちらの韮崎市観光協会の記事をご覧ください!
>> 同じく韮崎市民俗資料館のこちらのブログ記事もぜひご一読を!

 

真田信尹役の栗原さん矢沢三十郎役の迫田さんが新府城にお越しになった際には、この階段でも記念にパチリと撮影させていただきました!

 

ちなみに現在新府城本丸跡にある藤武神社は、新府城が落城した後にできたもの。武田勝頼公の住まいとは直接関係のないものだそうです。この階段も撮影では使われましたが、勝頼公がいらした時にはなかったものなのだとか。
当時の気分で入城するには、新府城北西部にある新府城乾門(いぬいもん)枡形虎口から入るのが良いようです。


>> 新府城の攻め方について、詳しくは韮崎市民俗資料館のブログ「新府城について」カテゴリーの一連の記事をご参照ください!

 

より大きな地図で 新府城跡 を表示

 

新府城跡までのアクセス

【電車】JR中央本線・新府駅下車、徒歩15分/韮崎駅からタクシー約15分
【車】中央自動車道、韮崎ICから約20分
>> 詳しくは韮崎市民俗資料館のこちらの記事をご参照ください

 

新府城跡を訪れる前にはぜひ韮崎市民俗資料館をご見学されるのがオススメなのですが、その理由は次回の【真田丸特集】ブログ記事に掲載する予定です。乞うご期待!

 

>> 北杜市内での真田丸ロケについてはこちらのブログ記事をご覧ください


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