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2016年05月08日

清里エリアの名水スポット「大門川三滝」を探索!

新緑に誘われて、清里エリアの滝を探索してきました!
清里エリアには大門川沿いに宮司の滝千ヶ滝大滝という3つの滝があり、それぞれに特徴のある風情を楽しめます。
またこの3つの滝は公共交通機関でアクセスしやすいスポットなので、滝好きだけでなく「清里エリアの隠れた魅力を楽しみたい!」という方にもおすすめなんです♪

 

まずは清里駅から歩いて行ける、宮司の滝千ヶ滝から参りましょう♪

 

「よいまもの」の伝説が残る「宮司の滝」

起点となるJR小海線・清里駅前の無料市営駐車場に車を止めて…

 

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駅前の道をまっすぐ下ってすぐ、右手に「清里郵便局」という看板がある場所を左折します。

 

P1020236

ここの角です。

 

P1020237

300m程進むと国道141号線にぶつかりますので、そのまま国道を横断して左ななめ方向にまっすぐ進んでいきます。
(この写真だと、水色の車がある方向です)

 

P1020228

そのままくねくねと舗装路を下っていくと、右手に「千ヶ滝」という看板と、その向こうに橋が見えます。
まずは、橋の手前を左に入り、「宮司の滝」へと向かいます。

 

P1020186

宮司の滝への道の入り口にあった看板です。
宮司の滝千ヶ滝の位置関係がこちらでおわかりになるでしょうか。

 

P1020193

少し行くと、こんな可愛い花の小道が迎えてくれます♪

 

さらに行くと、シダの小道まで。

 

P1020203

大きな岩を降りた先にある階段を登り、

 

P1020204

岩の割れ目にドキドキしながら鎖場を降りると・・・

 

P1020209

宮司の滝に到着です!
村人の困窮を助けてくれた「よいまもの」の伝説が残る宮司の滝
ひっそりと奥ゆかしくある姿に、きっと「よいまもの」もこんなお人柄(魔物柄?)だったのかな~、なんて
思いを馳せておりました。

 

舗装路からは20分ほどの行程ですが、途中小さな沢を渡ったり、鎖場を降りたりと所々足元の悪い個所があるため、小さなお子様連れの方にはハードなコースかもしれません。

 

P1020195

それでも途中で、学童の子供たちが作った(らしい)こんな可愛い看板群を見つけたので、学童の子供たちがここまで来て立てて行ってくれたのかもしれませんね♪

 

宮司の滝千ヶ滝への入り口はこちら
ここまではJR清里駅から約1km、徒歩15分ほどの距離です。

 

滝壺のすぐそばまで行ける!「千ヶ滝」

P1020228

さて、お次は千ヶ滝です。
20分かけて先ほどの舗装路まで戻り、今度は「千ヶ滝」の看板に沿って右手に入っていきます。
途中、一般の施設さんの敷地内を通らせていただき…(ピンポン鳴ってドキッとしつつ)

 

P1020217

整備された階段を下っていくと…

 

P1020221

5分ほど千ヶ滝に到着です!
いやあすごい迫力です!
滝の大きさ自体は落差約20m、横幅約20mととびぬけて大きいというサイズではないのですが、滝壺のすぐ傍なので音も水しぶきも大迫力!
とりわけ滝からの水飛沫は直接覆いかかるほどの勢いで、まるで霧雨の中にいるかのようにずぶ濡れになりました。
清涼な空気と水しぶきを体全身に浴びて、キモチいい~♪
辛い思いをせずして、滝の勤行をしたかのような清らかな気持ちになれました。
ここまで滝壺に近いところで見ることのできる滝は日本全国でも珍しいのではないでしょうか?

 

P1020222

滝壺から少し離れたところで、ひなたぼっこがてら濡れた身体も乾かせます!
ちなみに、清里駅からなんて歩けな〜い!
という方は500円払ってヴィラ千ヶ滝の駐車場を借りることもできますので、省エネしたい方はどうぞ♪

 

恋愛成就のパワースポット!?「大滝」

さてJR清里駅へ戻り車に乗って、最後は大門川を下った先にある大滝へと向かいます。
駅から南に2㎞程下っていくと、ガソリンスタンドの手前に看板が。

 

P1020245

左手に立つ看板に従って左ななめ方向へ進んでいきます。

 

P1020246

そしてしばらく県道605号線を道なりに進んだところにある大滝駐車場に車を停め、

 

P1020250

そのすぐ先にある階段を数分ひたすら降りると、大滝に到着します。

 

P1020251

こちらは階段の踊り場から撮った写真です。
渓谷の深緑と白い水しぶき、鮮やかな新緑の緑が美しい…

 

P1020256

階段を下まで降り切り、橋を渡った先に大滝が。
落差16m、幅3.5m。
人里離れた渓谷の中まっすぐに滝壺へ流れ落ちるその姿は、まるで映画か何かに出てくる滝のような理想的な姿。
この滝を前にして、身分の違う男女が恋に落ちる…なんて姿が容易に想像できる…と思ったのもそのはず。

 

この大滝は今を遡ること約1200年前、都からやってきた勅使が見初めた地元の娘と密かな逢瀬を重ねた場所なんだとか。
そんな伝説が残ることから、大滝恋愛成就のためのパワースポットとしても密かな人気となっているそうです。
私にも恋愛力がついた・・かどうかはわかりませんが、帰りの階段の昇りで確実に足の筋肉はつきました(^^;

 

大滝駐車場の場所はこちら

 

こちらの大滝ですが、すぐそばに北杜市民バスの停留所があるので、バスでのお越しも可能です。

最寄バス停 大滝
所要時間 JR小海線・清里駅から約10分、またはJR中央本線・長坂駅から約50分
問合せ先 北杜市役所企画課(TEL:0551-42-1321)

>> 北杜市民バスの詳細についてはこちら

 

その他にも清里エリアには人気の吐竜の滝もあります。
南アルプス、八ヶ岳、秩父山塊(瑞牆山・茅ヶ岳)と、それぞれの山系から豊かな水の恵みを受けた北杜。
市内には滝・渓谷・湧水がたくさんあります。
今度のお休みには、ほくとの名水めぐりなどいかがでしょう♪

 

【八ヶ岳山系(清里・大泉エリア)】

>>吐竜(どりゅう)の滝と川俣渓谷のご紹介ブログはこちら

 

【南アルプス山系(白州・武川エリア)】

>>精進ヶ滝と石空川(いしうとろがわ)渓谷のご紹介ブログはこちら

>>尾白川渓谷のご紹介ブログはこちら

 

【秩父山系】

>>本谷川(ほんたにがわ)渓谷のご紹介ブログはこちら

 


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